私的書きなぐりメモ

オタクイベントとか広島東洋カープとかについて書きなぐっていくそんな感じ

私と広島東洋カープ

皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕はカープが優勝した途端体調を崩し肺炎になってしまい一週間以上寝込みました。
とてもつらいです…カープが好きだから…

さて、せっかく優勝したので私とカープについて少々書き残しておきたいと思います。

 


前回1991年の優勝時は私幼稚園児でしたが、その優勝は記憶の片隅にもないです。悲しいかな。
僕がカープファンになったのは根源を正せば高橋慶彦を追っかけていたカープ女子()の母親の影響なのですが
その母親もまあ…その年は家庭の事情で色々ありまして、おそらくカープの事をチェックする暇もなかったのでしょう。全然印象にないです。
僕もソ連崩壊とかそういう話の方が興味があった変なガキだったので当時は野球そんな興味ありませんでしたし。

その後、もう少し年を食った後、ビッグレッドマシンやらFA流出乱舞やらで弱体化していくさまを見ていたり、野球中継が減ったりしていく中で萎えていく気分もありましたが
母親らにアンチ巨人としての教育をされたことや、2000年頃にフジで津田恒美を題材にしたドラマ「最後のストライク」を見たことが、繋ぎ止めていたようなものでした。
特に「最後のストライク」は僕をカープファンに固定したも同然と言える、そのくらいの作品でした。

しかし、それでも金本が出ていった後の暗黒は非常にしんどいものがありました。
生観戦の機会もそのあたりからから大分増えました。ヤクルトや巨人の札幌主催、交流戦もあり観に行くことも増えたのですが
負けが多く、ゲンナリする一方でした。
うっちーべっちーコンビ(河内・苫米地)や尾形佳紀、朝山東洋
期待した選手たちは怪我により枕を並べて討ち死にし、逆指名枠は物好き以外他の球団の逆指名選手と比べてろくでもない選手ばかり、
終いには新井も黒田もいなくなりました。正直ハムが札幌に根付き始めた時期ということもあり
半ば真剣にハムへの乗り換えを検討していた時期もありました。
2010年だかの優勝決定試合を観に行ってみたこともありました。
ちっとも感動しなかったですし、やっぱり広島を信じたいって思い直すきっかけになりました。

そうこうしているうちに、前田健太が台頭し、今村堂林の甲子園春秋制覇コンビの獲得、丸や菊池も成長するなど希望の持てる時代になりました。
そして、2013年遂にBクラスを脱出しCS1stを突破し、2014年前半戦に首位に立ったときは感動したものです。
…まあ、結局現実を思い知らされてがっかりするということにはなったのですが。

そして2015年、黒田とおまけの新井(帰ってきた当時の認識)が帰ってきたときは割と真面目に優勝を考えました。
2014年前半戦はいい出来でした。そこにMLBでまだ先発として巨額の契約を取れたのに蹴ってきた黒田がいるなら充分に優勝できる!
新井は…まあ右の代打薄いしそこで頑張ってくれたら優勝の戦力になるよ!くらいののんきな考えで優勝できると思ってました。
…まあ、負け方が酷い戦いっぷりのせいで5月以降負け越しなしがウソのようなストレスのかかる負けばかりを叩きつけられてイライラしかしないシーズンになったわけですが。
それだったので、今年はまあ2位に入ってマツダでCSやろうや…それも無理そうだけどなって感じで見ていました。
交流戦を勝ち越して抜けた辺りで行けるんじゃないか?と心の片隅で思い始め、マジックがついた時点でもう感動のあまり泣きそうになっていました。
その後あっという間にマジックが消えていき、東京ドームで優勝したのは皆さんも御存知のところだと思います。
逃げ出さずに応援していればいいことあるんだなあ~

…まあ、まだCSで盛大にずっこけて終了って可能性もありますし、来年はこんなにうまくいくとはとっても思えないですし
揺り戻しでBクラスに落ちても全く不思議はありません。
それでも、2016年の戦いを縁に多少の暗黒ならば耐えられる、そう思います。
生まれてこの方Bクラスにいるためのチームのような扱いを受け、優勝を知らずとも耐えてこられたのだから
優勝を知ったなら、きっとまた暗黒に落ちても大丈夫でしょう。きっと。たぶん。メイビー。
まずは今年のCS、きっちり勝って日本シリーズに行っていただきましょう。