私的書きなぐりメモ

オタクイベントとか広島東洋カープとかについて書きなぐっていくそんな感じ

クライマックスシリーズの傾向と対策

シーズンも終わってしまい、廣瀬と倉と中東と久本にサヨナラを言わなきゃならなくなりました。
まあ久本は現役続行らしいので来年も何処かで会えるかもしれませんが。

さて本題、広島がついに1位として勝ち上がり勢を迎え撃つCSが始まります。
そこで、CSの1位チームが如何にしてシーズンを戦い抜いた上でどうなったかを見て
今年の広島がどうなるかの見立てをしようと思います。
え?相手が決まってない?マツダじゃ7-5で勝ち越した相手同士だから大差ないでしょう。
強いて言えば筒香のいるDeの方が怖い気もしますがどっち上がったって怖いっちゃ怖いので本当に大差ないです!

 

とりあえずセ・リーグCS元年の2007年から振り返りましょう。

・2007年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:1.5
最終貯金:+17
優勝決定日:10月2日
CSファイナル日程:10月18日~20日
CS1st:中日2-0阪神
CSファイナル:中日3-0巨人
※アドバンテージなし、3戦先取

・2008年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:2.0
最終貯金:+27
優勝決定日:10月10日
CSファイナル日程:10月22日~25日
CS1st:中日2-1阪神
CSファイナル:巨人2-1中日(アドバンテージ、1引き分けの合計3勝1分で中日4勝の可能性を絶ち進出)
※この年から1位にアドバンテージあり、1位はアドバンテージ+3勝、2位4勝で突破

・2009年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:12.0
最終貯金:+43
優勝決定日:9月23日
CSファイナル日程:10月21日~24日
CS1st:中日2-1ヤクルト
CSファイナル:巨人3-0中日

・2010年
シーズン優勝:中日
2位とのゲーム差:1.0
最終貯金:+17
優勝決定日:10月1日
CSファイナル日程:10月20日~23
CS1st:巨人2-0阪神
CSファイナル:中日3-1巨人

・2011年
シーズン優勝:中日
2位とのゲーム差:2.5
最終貯金:+16
優勝決定日:10月18日
CSファイナル日程:11月2日~6日
CS1st:ヤクルト2-1巨人
CSファイナル:中日3-2ヤクルト

・2012年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:10.5
最終貯金:+43
優勝決定日:9月21日
CSファイナル日程:10月17日~22日
CS1st:中日2-1ヤクルト
CSファイナル:巨人3-3中日(アドバンテージ差で巨人突破)

・2013年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:12.5
最終貯金:+31
優勝決定日:9月22日
CSファイナル日程:10月16日~18日
CS1st:広島2-0阪神
CSファイナル:巨人3-0広島

・2014年
シーズン優勝:巨人
2位とのゲーム差:7.0
最終貯金:+21
優勝決定日:9月26日
CSファイナル日程:10月15日~18日
CS1st:阪神1-0広島(1勝1分で阪神が突破)
CSファイナル:阪神4-0巨人

・2015年
シーズン優勝:ヤクルト
2位とのゲーム差:1.5
最終貯金:+11
優勝決定日:10月2日
CSファイナル日程:10月14日~18日
CS1st:巨人2-1阪神
CSファイナル:ヤクルト3-1巨人

・2016年
シーズン優勝:広島
2位とのゲーム差:17.5
最終貯金:+37
優勝決定日:9月10日
CSファイナル日程:10月12日~
CS1st:DeNA-巨人
CSファイナル:???

と言った具合になります。
いやあ巨人強いっすね…貯金43ってなんだよ…
ただ、今年のカープは歴代最大ゲーム差を築き上げての1位。なんら恥じるところはない、CS開始以来屈指の強者枠と言えるでしょう。
周りがぶっちぎりで弱かったとも言えなくもないですが…

9/10に優勝決定は最速。貯金43を2度記録した巨人ですら最速は9/21ということを考えると脅威のペースと言えますが、逆に言うと一番CSまで暇を持て余したチームとも言えます。
ここがどう出るか、は気になるところです。
アドバンテージが入ってから下剋上を喰らったのは2014年の巨人のみで、その巨人は7.0ゲーム差を返されています。
その時の巨人は9/26に優勝を決めていますが…因果はよくわかりません。
個人成績見たら菅野杉内以外二桁なし、打撃陣も規定未達のアンダーソンくらいしか三割に達していないのでこの辺が問題のような気がします。
実戦感覚が問題になりそうですが、2005年阪神のようにシーズン終わった後練習試合しか出来ず
POを3位から上がってきたロッテに圧倒されたと言うようなことは
シーズン終了からの間隔が狭いCSでは余り起きないことのようではあります。

基本的には1位チームが絶対優位と言えそうです。
ひっくり返したチームは落合中日と和田阪神だけです。

中日がひっくり返したのはアドバンテージなしの2007年の一回のみ。
山井が登板できずスクランブル登板した中三日の小笠原(道大ではなく孝の方)が勝利し、
山井が来ると思っていた巨人のリズムを崩すことに成功しそのままなし崩し的に三連勝しています。

アドバンテージ含んでの下剋上に限定にすると和田阪神のみが前例になります。ちなみに阪神はこの下剋上を決めるまで1stすら突破できていません。
CS初出場で借金持ちでやって来た広島にすら2連敗して撃沈されたのは流石にどうかと思います。
2014年はオ・スンファン決死のフル回転がよっぽど効いたんでしょうか。

前例から見るに向こうの思惑をぶち壊しにしてマイペースに引き込むか
シーズンでは負けても相手を凌ぐストロングポイントがあって、そこをフル生かして圧倒することができれば僅かに可能性があると言えそうです。
1位で挑む場合は、その逆をやればいいという事になります。
つまり多少ペースを乱されても動じず、淡々と相手のストロングポイントを潰す王者の風格を持った戦いをすればいいということです。
できるんでしょうか…?

つらつらと眺めましたがよっぽどタナキクマルが機能しない、誠也が止まると言った超緊急事態が発生しない限り今年のカープなら突破は堅い可能性は高いと言えそうです。
二桁ゲーム差付けたチーム(全て巨人)は勝ち抜けています。一回中日に三連勝されてからの三連勝返しという危なっかしいのがありましたが…。
CSなんて突破して日本一にチャレンジするに値するシーズンを送ってきたのは間違いないと思うので、信じるしかないでしょう。

明日からの相手決めとなる1stの予想と合わせて私の予想も書いて、この記事を終わりたいと思います。

・1st
巨人2-1DeNA

多分1勝は出来ると思いますが、シーズン中の東京ドームでの成績が結構ご無体なのでDeNAが競り負けると見ます。
シーズン後半は巨人をドームで圧倒したカードも有りましたが、そこでフル回転していたリリーフの須田がいないのはあまりに痛い。
リリーフ合戦で競り負ける可能性は高いと見ます。
ただ、筒香ロペスあたりが大爆発するようだと一気にひっくり返る危険は充分有りえます。
相性があまり良いとはいえないですが、エースの菅野が体調不良で登板しないという噂もありますし、
打線に火が付いた場合止められずになすがままにやられるというパターンもあるでしょうか。
菅野がアウトならマイコラス、田口、横浜が得意な内海あたりがどれだけ筒香ロペスを止められるかの勝負になりそうです。

ファイナル
広島4-1巨人

願望です。